商品の紹介
[2025年10月刊行予定]
コアカリキュラムを網羅し、「生徒指導提要(改訂版)を踏まえた、「チーム学校」を機能させる教育相談を目指したテキスト。基礎基本の知識を実践現場で活用しやすいよう、事例を交えつつ丁寧に解説した学びやすい入門書。
目次
第1章 学校における教育相談の意義と課題 第1節 教育相談とは 第2節 教育相談を支える心理学理論 第3節 学校教育における教育相談の意義 第4節 教育相談の課題
第2章 教育相談に関わる心理学の基礎的な理論 第1節 心理療法とは 第2節 精神分析の理論による心の理解 第3節 行動主義心理学の理論による心の理解 第4節 人間性心理学の理論による心の理解 第5節 教育相談における心理療法の理論の活用
第3章 学校におけるカウンセリング 第1節 学校におけるカウンセリングの特徴 第2節 学校におけるカウンセリングの対象と担い手 第3節 学校におけるカウンセリングの方法 第4節 学校におけるカウンセリングの基礎:心理教育的援助サービス
第4章 カウンセリングの基本技法 第1節 学校現場でのカウンセリングとは 第2節 学校カウンセリングの方法 第3節 受容的な態度で話を聴く 第4節 話を引き出す工夫 第5節 学校カウンセリングの環境と雰囲気づくり 第6節 多様な教育相談の展開
第5章 教育相談におけるアセスメント 第1節 アセスメントのための情報収集の基本 第2節 アセスメントの基本 第3節 児童生徒の心理アセスメントの基本 第4節 児童生徒の不適応問題をアセスメントする
第6章 幼児期の発達課題と教育相談 第1節 幼児期の教育相談の意義 第2節 幼児期の教育の特徴 第3節 幼稚園における教育相談 第4節 幼児期の発達特徴
第7節 児童期の発達課題と教育相談 第1節 児童期という時期 第2節 児童期の発達課題 第3節 児童期の自己の発達 第4節 児童期の認知の発達 第5節 児童期の仲間の発達 第6節 道徳性の発達
第8章 思春期・青年期の発達課題と教育相談 第1節 思春期・青年期の発達課題と理解 第2節 思春期・青年期の揺れと見たて 第3節 思春期・青年期の教育相談 第4節 思春期・青年期の現代的課題と教育相談
第9章 いじめ問題への対応 第1節 いじめとは 第2節 いじめに備える 第3節 いじめへの対応
第10章 不登校(園)と教育相談 第1節 今日までの不登校 第2節 不登校の理解に向けて 第3節 不登校の予防に向けて 第4節 不登校経験者から学ぶこと
第11章 保護者支援と教育相談 第1節 教育相談における保護者とのかかわり 第2節 コミュニケーション 第3節 教師と保護者のコミュニケーション 第4節 援助的なコミュニケーションを使った保護者支援
第12章 学級担任が行う教育相談 第1節 より良いクラスづくりのために 第2節 「いいとこさがし」ができるしくみづくり 第3節 集団活動のなかで個別対応をする工夫
第13章 学校全体で進める教育相談 第1節 学校全体で進める教育相談 第2節 学校全体で教育相談を進めるための共通理解 第3節 PDCAサイクルで進める学校の教育相談活動 第4節 集団に対する教育相談活動のPDCAサイクルの実際 第5節 問題の予防・解決に向けた個別の教育相談のポイント 第6節 キーパーソンとしての教育相談コーディネーター等担当者 第7節 効果的な教育相談の実践を目指した研修 第8節 学校全体で進める教育相談を支える職場風土
第14章 スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの役割 第1節 スクールカウンセラー配置の背景とその選考 第2節 スクールカウンセラーの職務と役割 第3節 スクールソーシャルワーカー導入の背景とその選考 第4節 スクールソーシャルワーカーの職務と役割
第15章 専門機関との連携 第1節 専門機関との連携・協働の場としての学校 第2節 教育領域の専門機関との連携 第3節 医療保健領域の専門機関との連携 第4節 福祉領域の専門機関との連携 第5節 そのほかの領域の専門機関との連携 第6節 より良い連携を図るために
編者紹介 会沢 信彦 文教大学教育学部教授、教育専攻科長 1965年茨城県水戸市生まれ。 筑波大学第一学群人文学類卒業、筑波大学大学院教育研究科修士課程修了、立正大学大学院博士課程満期退学 編著書に『生徒指導・進路指導の理論と方法』『教師・保育者のためのカウンセリングの理論と方法』『教育心理学の理論と実践』等。
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