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卯月研次・後藤智子 編著
価格: 2,400円+税
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商品の紹介
教育臨床の場で実践を重ねてきた著者が子ども達に関わる際に踏まえておくべき諸問題について、現代社会の状況を鑑みながらその対応や留意点を具体例をもとにわかりやすく解説。一人ひとりの子どもの心を理解するために配慮の行き届いた教育相談の入門書。
目次
第1章 現代社会における教育相談の意義 1.反省的実践家としての教師 2.話を聴くということ 3.おわりに
第2章 教育相談とは 1.教育相談とは 2.これからの教育相談 3.教育相談:人と人とが出会う場 4.おわりに
第3章 カウンセリングの基礎(1):ロジャーズの来談者中心療法 1.カウンセリングとは 2.ロジャーズの来談者中心療法 3.学校でのカウンセリング・マインド (コラム3-1)よい聴き方を目指して
第4章 カウンセリングの基礎(2):様々なカウンセリング理論 1.認知行動療法から学ぶこと 2.深層心理学から学ぶこと 3.おわりに (コラム4-1)絵からその人を理解してみよう (コラム4-2)変わるのは子どもではなく環境? 学びのユニバーサルデザインから授業への”不適応”を予防する
第5章 心と体の発達と精神病理 1.不適応・精神症状の基本的理解 2.幼児期・児童期の発達と心の世界 3.思春期に直面する心性 4.教育相談で出会う様々な精神病理 5.おわりに (コラム5-1)子どもにとっての正論
第6章 教育相談の現場(1):不登校の理解 1.不登校の概要 2.不登校状況への理解 3.適切な理解と対応のために 4.おわりに (コラム6-1)不登校のAさん@ (コラム6-2)不登校のAさんA
第7章 教育相談の現場(2):いじめ 1.いじめの心理 2.いじめの定義の変遷 3.いじめの構造と実態 4.いじめの影響 5.いじめへの対応と防止 6.おわりに:宮沢賢治の作品に寄せて
第8章 教育相談の現場(3):子どもの攻撃性と学級崩壊 1.子どもの攻撃性とその対応 2.学校における攻撃性への対応:「学級崩壊」を例に挙げて 3.攻撃性の問題を予防し好ましい行動を増やす:PBISによる実践
第9章 教育相談の現場(4):児童虐待の理解 1.虐待の実態と背景 2.虐待を受けた子どものサインと深刻化の指標:心と行動の問題 3.虐待への対応の様々な視点 4.学校におけるケアと援助 5.おわりに (コラム9-1)早期発見の視点と連携 (コラム9-2)思春期の子どもとかかわる
第10章 教育相談の現場(58):発達障害の理解 1.発達障害と特別支援 2.発達障害 3.指導・訓練の前にもっと大事なこと (コラム10-1)スクールカウンセラーからみた特別支援教育 (コラム10-2)教育現場における合理的配慮
第11章 教育相談の現場(6):性に関する問題 1.子どもの性被害 2.子どもの性問題行動 3.性被害と性問題行動の予防に向けたかかわり 4.インターネットと性 5.ジェンダー・性的指向・青年期のセクシュアリティ
第12章 アセスメントと情報の共有 1.アセスメントとは 2.アセスメントのための着眼点 3.教育相談で役立つアセスメント・ツール 4.アセスメントの姿勢・着眼点 5.おわりに
第13章 親・教師への支援:危機後の子どもへの支援を例に 1.支援する人を支える 2.危機後の支援 3.おわりに:親や教師の主体性を尊重する (コラム13-1)酸素マスクの装着順序 (コラム13-2)よい対処法のアドバイス (コラム13-3)生き辛さを抱えた受刑者の叫び
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商品の詳細
ISBN: 978-4-7793-0767-6
判型: A5並
ページ数: 206
ジャンル: 心理, 教育
刊行年: 2025年09月15日
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