ICTを活用した新しい学校教育 原田恵理子編著 - 北樹出版の大学教科書

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ICTを活用した新しい学校教育

ICTを活用した新しい学校教育
原田恵理子編著
森山賢一編著
価格: 1,600円+税

商品の紹介

今注目のICT(Information and Communication Technology)をどのように教育に活用できるのか?現場での効果的実践事例を紹介しながら、課題と展望を論考する。



    第T部 情報教育の目標・意義と校内体制
第1章 情報教育の現状と求められる授業のあり方
  第1節 わが国における急速な情報の進展とICTを活用した教育の現状
   1.急速な情報化の進展とICT活用の状況 2.わが国における教育の情報化に関する政策動向
  第2節 教育におけるICT活用の意義
   1.現代のICT化社会へ対応する力 2.多様な学習方法による教育の質の向上
  第3節 ICT活用における学びの向上と校務の情報化の推進
   1.ICT活用における授業の質の向上 2.ICT活用による学びの場の多様性と過疎化、少子化での学びの充実 3.校務の情報化の推進 
  第4節 情報モラル教育の充実と家庭・地域との連携
   1.情報社会における情報モラル教育の必要性 2.情報モラル教育における学校体制と家庭・地域との連携 
第2章 情報教育の現状と求められる授業のあり方
  第1節 「教育の情報化」の目的
  第2節 教育の情報化により期待される効果と必要となる準備
   1.情報教育 2.教科指導におけるICT活用 3.校務処理の情報化 
第3章 校務の情報化とセキュリティ
  第1節 校務の情報化とは
  第2節 校務の情報化のために必要なもの
   1.教員のリテラシーと組織 2.ハードウエアとソフトウエア ネットワーク管理
  第3節 校務の情報化と情報セキュリティ
   1.個人情報の管理とルール化 2.情報資産の管理 3.リスク情報の共有化と情報セキュリティ意識の向上 
  第4節 校務の情報化に向けたアプローチ
   1.基本データや文書の共有 2.行事予定の共有 3.電子メールの活用

   第U部 授業改革――ICTを利用した授業の展開
第4章 iPad1人1台導入
  第1節 タブレットPCの導入(平成25年10月〜平成26年3月)
   1.1年目の取組
  第2節 iPadの活用(初期段階)
   1.個別機器(スタンドアローン)としての活用 2.校内Wi-Fi設備 3.Wi-Fi環境設備に伴うさまざまな試み
  第3節 タブレットPCの活用(平成26年4月〜平成26年12月)
   1.2年目の取組 2.タブレットPCを活用した授業の実際(6月の授業公開から)3.iPadを活用した授業の実際 4.iPadを活用した授業 
  第4節 実施においての成果と課題
   1.絶対的活用 2.タブレットPCの1人1台体制への社会的要請の喚起 3.おわりに
第5章 小学校情報化での大型プラズマディスプレイの活用
  第1節 慶應義塾幼稚舎について
   1.幼稚舎の情報化について 2.情報教室について
  第2節 幼稚舎の「情報科」について
  第3節 各教員・各教室の情報環境
   1.各教員のICT環境 2.各教室の情報環境
  第4節 大型液晶ディスプレイを活用した実践事例――タブレット端末を活用したお話作り
第6章 タブレット端末・電子黒板の活用
  第1節 電子黒板やタブレットの導入の実際について
  第2節 ICT機器を活用した授業を毎月100回以上実践
  第3節 英語科の一斉指導の場面で電子黒板を使用する
  第4節 数学科の協働学習の場面でタブレット端末を使用する
  第5節 指導案を検索して入手するのは、実は難しい
  第6節 まず教室でICT機器の電源を入れよう
  第7節 教材は、教科書を中心に
第7章 私物タブレットとSNS等の活用
  第1節 情報コミュニケーション科の設立と概要
   1.学科の特徴 2.学科設置のねらい
  第2節 タブレット端末導入の形態
   1.BYOD方式のメリット
  第3節 BYOD方式のデメリット
   1.家庭の費用負担 2.管理・制限について
  第4節 端末の選定と購入方法
  第5節 ネットワーク環境とセキュリティ
  第6節 iPadの授業での活用について
   1.活用の基本方針 2.授業実践事例
  第7節 成果と課題
   1.成果 2.課題 
  第8節 おわりに
第8章 テレビ会議システムを活用した遠隔教育
  第1節 テレビ会議システムによる高大連携授業
   1.テレビ会議システムを利用した遠隔教育実施の経緯 2.なぜ、遠隔教育を学校教育に導入するのか 3.柏の葉高校における遠隔講義 4.遠隔講義のための機器やネットワーク 5.遠隔講義を成功させるためのポイント 6.高大連携による遠隔教育の進め方のポイント
  第2節 Skypeを使った遠隔教育
   1.Skypeとは 2.Skypeを使った海外の学校との接続の実践例 
  第3節 テレビ会議システムによる遠隔教育の今後

   第V部 情報社会への参画と活用
第9章 情報モラル教育の必要性と教育方法
  第1節 情報モラル教育の位置づけ
   1.「情報モラル」という言葉 2.体系的な情報モラル教育に向けて 3.コミュニケーション能力の重要性
  第2節 児童生徒に身につけたい情報モラル
   1.情報社会における正しい判断や望ましい態度を育てること 2.情報社会で安全に生活するための危険回避の方法の理解やセキュリティの知識・技術、健康への意識を育てること
  第3節 学習指導要領改訂における「情報モラル教育」
  第4節 情報モラル教育の具体的な内容と取組
   1.情報モラル教育における児童生徒の主体的活動 2.情報モラル教育へのあらたな取組
第10章 教育におけるICT活用に向けて
  第1節 ICT活用に取り組むステップ
   1.教育の情報化 2.どこから取り組むか
  第2節 教育の情報化に取り組む体制づくり
   1.教育CIO・学校CIOの位置づけとCIO補佐官 2.外部組織等の活用 3.客観的な判断
  第3節 ICT環境の整備
   1.ICT環境で大切にしたいこと 2.段階的整備 3.運用までを整備する 4.ICT支援員
  第4節 ICT活用の研修
   1.ICT機器活用のスキルと教育内容 2.研修の体制
  第5節 ICT活用の視点

商品の詳細

ISBN: 9784779304743
判型: A5並
ページ数: 136
ジャンル: 教育
刊行年: 2015年7月

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