人間の哲学U 伴博著 - 北樹出版の大学教科書

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人間の哲学U

人間の哲学U
伴博
価格: 3,600円+税

商品の紹介

第二篇 識存の次元

緒 論 識存一般について
一 本書論述の基本について
二 近代までの、認識(諸) 能力の構造的連関について―代表的なものの瞥見
三 識存(意識)の基本構造
付説 いわゆる心身問題について

第一章 感性的識存の段階
緒 言 感性的識存について―経験論、その前史の瞥見
A 理論的部面
第一節 感性的認識としての経験の諸相
一 その概要
二 意識経験の立場
三 行動経験の立場
四 言語経験の立場
B 実践的部面
第二節 感性的な実践的意識
一 その概要
二 快楽主義
三 功利主義
四 道徳感情説
結 び 感性(的識存)論の結び

第二章 悟性的識存の段階
緒 言 悟性的識存について
A 理論的部面
第一節 客観的認識の問題―問題の状況と考察の方向性
第二節 客観的認識の可能性―カントに即しての考察  
一 認識の成立に関して
二 客観的認識について
付説 科学(方法)論について
第三節 カント以後(のカント的諸学派)の場合
一 新カント学派について
二 現象学派について
補説 悟性的識存の理論的部面の論述に関して
B 実践的部面
第一節 悟性的な実践的・道徳的意識の系譜
一 古代ギリシアの場合
二 近代の場合
第二節 道徳的意識の可能性―カントに即して
一 道徳的意識の可能性の問題
二 道徳的意識の本質構造
付 説 悟性的な実践的部面に関する付説
一 友情について
二 法哲学について
三 反道徳的な意識について―カントにおける「悪」論について
四 カント関係の諸学派について
結 び 悟性(的識存)論の結び 
 
第三章 理性的識存の段階
緒 言
一 理性的識存について―「反省的な理性的識存」の概念
二 合目的性の原理について
三 理論面と実践面の各対象について
A 理論的部面
第一節 精神面について
一 精神面での諸思想
二 追 記
第二節 歴史面について
一 歴史面での諸思想
二 追 記
第三節 個人主体の存在に関して
一 社会における主体の存在
二 この場合の主体存在―この場合の「哲学」の〈原理〉に関して
付説 「人間的生」の哲学原理について
一 哲学の原理の歴史的展開
二 「人間的生」の哲学原理について
B 実践的部面
第一節 理性的な実践的・倫理的意識について
一 主体的な道徳から客観的な倫理(人倫の理法)へ
二 先行形態について
第二節 倫理の主体的自覚
一 客観倫理における主体性の問題
二 元徳の問題
第三節 倫理の全体的自覚
一 即自態としての人倫
二 対自態としての人倫
三 即且対自態としての人倫
結 び 理性(的識存)論の結び 

別章(別篇) 内的生の部面
第一節 内的生へのアプローチ
一 哲学(思想)史的アプローチ
二 いま一つのアプローチ―美と芸術の根底の問題
第二節 内的生の位置づけの問題―人間的生の表現的自覚の構造と内的生  
一 生存からの識存の対自的超出
二 識存の外化性格と即自面の内的生
三 内的生の位置づけの基本的意味
第三節 内的生の基本的諸相 
一 定式化の困難
二 基本的諸相の挙示
付 説 「意識下の意識」に関して
一 生の部面への反省
二 意識面の下層面
結 び

商品の詳細

ISBN: 9784779303395
判型: A5
ページ数: 292
ジャンル: 哲学・倫理・宗教
刊行年: 20120705

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