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序章 「私」とは「身体」である 一 「われ思う。ゆえに、われあり」ではない 二 「意識」は、自分の条件である「身体」を忘れる 三 「意識」は、「身体」に「遅れている」 四 「身体」は、「意識の思い上がり」を根底から揺さぶる
第一章 「身体」は、「他者からの贈与」である 一 「身体」は、自分が出発点(始原)ではない 二 「意識」は、「忍耐」を必要とする 三 介護者の「身体」は、「やさしさ」として啓示される 四 「身体」は、「絶対的過去」を堆積している
第二章 「意識」は、「身体」から自立する(思い上がる) 一 「意識」は、自分に都合のいい世界を構成する 二 競争社会の秘密は、「意識」にある 三 被害者意識は、「意識」の典型である 四 「意識」とは、「私」が「普遍性」のうちに失われること
第三章 「身体」は「あなたのために」動きだす 一 「身体」は、「あなたの痛み」に傷つく 二 「やさしさ」とは、「身体の可傷性」のこと 三 「身体」は、「身代わり」を渇望する 四 「身体」は、「隠れる」ことで世界を支える
第四章 「責任」は、「身体」からの声である 一 「意識」は、「身体」の声を聴取する(「意識」の両義性) 二 「責任」は、「身体」が担保する 三 「身体の老い」は、「意識」をよび止める 四 「言葉」は、「友情」のためにある
終章 「あなたのために」「私はここにいます」
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