パブリックコミュニケーションの世界 粉川一郎編著 - 北樹出版の大学教科書

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パブリックコミュニケーションの世界

パブリックコミュニケーションの世界
叢書 現代の社会学とメディア研究 第5巻
粉川一郎編著
江上節子編著
価格: 1,800円+税

商品の紹介

第1章 パブリックコミュニケーションを知る
 0.はじめに
 1.public CommunicationとPublicRelations
  1−1:パブリックコミュニケーションの定義
  1−2:政策分野におけるパブリックコミュニケーション
 2.市民メディアとパブリックコミュニケーション
  2−1:ミニコミとパブリックコミュニケーション
  2−2:市民メディアとNPOがおりなすパブリックコミュニケーション
 3.インターネットとパブリックコミュニケーション
  3−1:個人の情報発信機会の拡大
  3−2:インタラクティブの多主体によるコミュニケーション
 4.パブリックコミュニケーションをどうみるべきか
  4−1:マスコミュニケーションとの関係性
  4−2:まとめ

第2章 広報とは何か
 0.はじめに
 1.広報とは何か
 2.広報の起源と歴史
 3.広報とプロパガンダ
 4.行政と広報
 5.企業と広報

第3章 市民メディアの誕生と発展
 0.はじめに
 1.活字系市民メディアの推移
  1−1:ミニコミ書店「模索舎」設立まで
  1−2:70年当時のミニコミをめぐる状況
  1−3:その後のミニコミの歴史
  1−4:小出版物のあらたな流通ルート
 2.映像系市民メディアの台頭
  2−1:自主制作映画の隆盛
  2−2:自主制作映画のテーマの拡がり
  2−3:市民映像の時代の到来
  2−4:市民映像のあらたな流通ルート
 3.ネットがもたらすあらたな展開

第4章 メディアとしての電子コミュニケーション
 0.はじめに
 1.パーソナルコンピューティングというメディア
  1−1:1960年代とコンピューター技術
  1−2:パーソナルコンピューティング概念の誕生
  1−3:花開くパーソナルコンピュータ、そしてあらたな対立軸
 2.ネットワークの普及とコミュニティ意識の形成
  2−1:黎明期のインターネットコミュニケーション意識
  2−2:パソコン通信、BBSシステムの発達とコミュニティ概念の成立
  2−3:ネットユーザーの規範、パブリックコミュニケーションとしての
      ネットワーク
 3.ネットワーク大衆化とボランタリズム
  3−1:大衆化により失われるフロンティアスピリット
  3−2:ボランタリズムの発見の場としてのインターネット
  3−3:世論形成と電子ネットワーク
 4.電子コミュニケーションの力
  4−1:個人の能力の拡大とインターネット
  4−2:集合知が切り拓く未来
  4−3:まとめ

第5章 企業広報、行政広報の実際
 0.はじめに
 1.メディアの構造変化とその影響
  1−1:日本のマスメディアの特性
  1−2:メディア接触の変化
  1−3:マスメディアの衰退
  1−4:将来のメディア
 2.企業広報の目的と役割
  2−1:パブリシティと広告の差異
  2−2:ステークホルダーと広報活動
  2−3:広報活動の効果
  2−4:広報部門の役割と機能
 3.広報活動の領域(分野)
  3−1:企業(コーポレート)広報
  3−2:マーケティング広報
  3−3:クライシスコミュニケーション(危機管理広報)
  3−4:CSR(corporate social reponsibility:企業の社会的責任)
  3−5:ステークホルダー別広報
  3−6:企業広報の今後
 4.行政広報の目的、役割、活動
  4−1:目的=住民から信頼を得る
  4−2:シティセールスと地域ブランド

第6章 地域メディアは地域を変えられるか?
 0.はじめに
 1.地域社会の現状と地域メディア
 2.地域社会の「多文化」化と他言語メディア
 3.地域ポータルサイトの現状と可能性:二つの事例から
  3−1:「光が丘ウォーカー」(東京都練馬区)〜個人運営サイト
  3−2:港南台e-town(横浜港南区)〜企業運営サイト
 4.地域コミュニティ創出を促すメディア:地域SNSを中心に
 5.地域デジタルアーカイブの動向
 6.おわりに:地域プラットフォーラム作りに求められる視点
  6−1:地域問題解決のカタリスト(触媒)としての「人」
  6−2:個々人のメディア利用の実態から発想する情報デザイン

第7章 少子高齢化社会パブリックコミュニケーション
 0.はじめに
 1.「もの言わない」現役生活者
  1−1:高齢化ショック
  1−2:「ひとくくり」で語られる高齢者たち
 2.高齢者との間違いコミュニケーション
 3.情報装置はマスメディア
 4.「ものを言う」現役生活者たちへ

第8章 民主主義とインターネットー新しい取り組み
 0.はじめに
 1.インターネットと公職選挙法
  1−1:民意を吸い上げる手法
  1−2:初のインターネット選挙
  1−3:時代遅れの公選法
 2.インターネット選挙の動き
  2−1:新党さきがけの問い
  2−2:民主党と自民党の闘い 
  2−3:与党自民党の抵抗勢力
  2−4:政権交代後の動き
 3.インターネット解禁後の民意集約
  3−1:2010年民主党代表選でのインターネット選挙
  3−2:ソーシャルメディアの活用
  3−3:大切なのは有権者のリテラシー

第9章 ネットコミュニケーションが作り出す新しい社会関係資本
 0.はじめに
 1.社会関係資本という考え方
 2.社会ネットワーク
 3.ネットワークのグローバル化
 4.情報化とネットワークキング
 5.ネットコミュニティ
 6.ネットと社会参加、政治参加
 7.ネットコミュニケーションと社会関係資本の課題

商品の詳細

ISBN: 9784779303128
判型: A5並
ページ数: 136
ジャンル: 社会
刊行年: 2011年12月

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