心理学データのエクセル統計 深谷澄男 著 - 北樹出版の大学教科書

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心理学データのエクセル統計

心理学データのエクセル統計
深谷澄男
喜田安哲
伊藤尚枝
価格: 2,400円+税

商品の紹介

はじめに
0.1 本書の趣旨
[1]本書の目的と特徴 [2]学習に必要な環境
0.2 本書の構成
[1]学習法と活用法 [2]参照を促す記号 [3]全体の概略と構成の工夫

 第1部 データ処理の基礎

第1章 心理学のデータと統計
1.1 研究と仮説
[1]観察研究の例 [2] 実験研究の例 [3]調査研究の例 [4]心理学の仮説
1.2 サンプルとサンプリング
[1]心理学研究の特異性 [2]サンプリングの方法 [3]要因配置のデザイン
1.3 統計とデータ
[1]データを統計化 [2]データ値の水準

第2章 エクセルの操作法
2.1 エクセルの基本操作
[1]エクセルの起動 [2]エクセルの画面と部位の名称 [3]エクセルの基本機能と名称
2.2 エクセル・データの作成
[1]統計データの基本構造 [2]データ《支持政策》の構成と作成 [3]エクセルへの入力 [4]セルの書式:罫線と色
2.3 集計表の作成
[1]クロス集計の実行 [2]クロス集計の手順 [3]表の加工
2.4 円グラフの作成
[1]全体の円グラフ [2]男女別の円グラフ
2.5 レポートの作成

 第2部 実験データの統計

第3章 データの記述と比較
3.1 データの特徴
[1]データ≪中1成績≫の作成 [2]度数分布とヒストグラムの作成 [3]度数分布とヒストグラムの読み取り [4]正規分布の特性と形状 [5]分布のパターン [6]3教科の記述統計量と分布パターンの比較 [7]層別の比較1:組別 [8]層別の比較2:性別 [9]層別の比較3:組別×性別
3.2 データの諸測度
3.3 分布の重心を表す代表値
[1]最頻値(モード) [2]中央値(メディアン) [3]平均値(算術平均値) [4]3つの代表値の関係
3.4 分布の拡がりを表す散布度
[1]範囲 [2]四分位偏差 [3]分散 [4]標準偏差 [5]変動係数

第4章 実験研究のデザイン
4.1 制御が必要な3変数
[1]実験のモデル [2]実験デザインの主要な概念と記号 [3]望ましくない実験デザイン [4]やや望ましくない実験デザイン [5]望ましい実験デザイン [6]心理学研究の妥当性
4.2 実験研究の展開例
[1]本節の意図 [2]認知的不協和の理論 [3]不十分な正当化 [4]態度に反する服従 [5]不協和発生の規定条件 [6]禁止の効果 [7]葛藤と不協和 [8]自己責任

第5章 推定と検定
5.1 統計的推測
[1]何を推測するのか? [2]母集団と標本 [3]統計的推測の方法 [4]標本の変動性と標本分布 [5]統計量と標本分布 [6]中心極限定理 [7]確率変数 [8]確率密度関数
5.2 区間推定の理論
5.3 区間推定の実行
[1]母平均の区間推定 [2]母分散の区間推定 [3]母比率の区間推定
5.4 仮説検定 
[1]仮説検定の理法と概念 [2]仮説検定の手順 [3]第1種と第2種の過誤 
[4]両側検定と片側検定 [5]自由度 [6]比較する標本間の関係 [7]差の検定法の種類と適用条件

第6章 平均値の差
6.1 差の検定
[1]t検定 [2]平均の検定
6.2 t検定の手順
6.3 等分散性の検定
[1]なぜ等分散が問題になるのか?  [2]等分散性の検定とは
6.4 母数と推定量
6.5 対応のない2群
[1]実験計画 [2]帰無仮説と対立仮説 [3]対応のない2群の差の検定 [4]結果の整理
6.6 対応のある2群
[1]実験計画 [2]帰無仮説と対立仮説 [3]対応のある2群の差の検定 [4]結果の整理

第7章 要因配置と分散分析
7.1 要因配置
[1]実験計画と分散分析 [2]要因と水準 [3]分散分析とF分布
7.2 分散分析の手順
[1]2種類の偏差 [2]分散分析による仮説検定 [3]多重比較
7.3 可能な分散分析法
7.4 一元配置:対応なし
[1]実験計画 [2]一元配置分散分析の実行 [3]結果の整理
7.5 二元配置:対応なし
[1]実験計画 [2]二元配置分散分析の実行 [3]二元配置以上での検定効果 [4]結果の整理
7.6 一元配置:対応あり
[1]実験計画 [2]一元配置分散分析の実行 [3]結果の整理
7.7 二元配置:対応あり
[1]実験計画 [2]二元配置分散分析の実行 [3]結果の整理

第8章 度数のカイ二乗検定
8.1 復習:データ値の水準
[1]パラメトリック [2]ノンパラメトリック [3]データ値の水準の問題
8.2 度数の集計表
[1]度数分布表:1変数の場合 [2]クロス表:2変数以上の場合
8.3 カイ二乗検定の理法
[1]適合度の検定:1変数 [2]独立性の検定:2変数
8.4 可能なノンパラメトリック法
8.5 適合度の検定
[1]実験計画 [2]仮説の設定 [3]適合度の検定の実行 [4]結果の整理
8.6 独立性の検定 
[1]実験計画 [2]クロス集計と独立性の検定の実行 [3]結果の整理

 第3部 調査データの統計

第9章 調査研究のデザイン
9.1 データマイニング
[1]複雑な出来事に関する統計学 [2]統計モデル [3]多変量解析の直感的な理解
9.2 変数の測定
[1]標準化されたテスト [2]質問紙法による測定形式の例
9.3 測定の妥当性と信頼性
[1]妥当性 [2]信頼性
9.4 概念の操作的な定義
[1]表象する概念 [2]信頼:操作的な定義の例 [3]攻撃的な行動:操作的な定義の例
9.5 質問項目の作成基準
9.6 評定法の構成
9.7 イメージを測定するSD法
[1]SD法の用途 [2]SD法の構成 [3]パーソナリティに関する形容詞ペア

第10章 多変数データ
10.1 多変数データ解析の準備
[1]心構え [2]データの入手と作成
10.2 直感的なデータ把握
[1]調査の内容:社会・人口統計体系 [2]分布パターン:ヒストグラムの検討 [3]データの並べ替え [4]データの標準化 [5]上位群と下位群の比較

第11章 変数間の類似度
11.1 2変数の類似度を表す方法
11.2 名義尺度と連関
[1]クロス集計表 [2]連関の強さ
11.3 順序尺度と順位相関
[1]順位相関の適用 [2]順位相関係数 [3]順位相関係数の算出 [4]スピアマンの順位相関係数
11.4 定量変数と相関
[1]相関分析の概要 [2]ピアソンの相関係数 [3]散布図の出力
11.5 回帰分析
[1]回帰分析の概要 [2]回帰直線の算出 [3]回帰分析の適用 [4]回帰分析の近似曲線

第12章 重回帰分析
12.1 疑似相関の問題
12.2 部分相関係数
[1]部分相関係数の考え方 [2]部分相関係数の算出
12.3 偏相関係数
[1]偏相関係数の考え方 [2]偏相関係数の算出
12.4 重回帰分析
[1]単回帰分析から重回帰分析へ [2]多重共線性 [3]重回帰分析の実行 [4]重回帰分析の結果と見方 [5]重回帰分析の設定:変数の選択 [6]重回帰分析の出力:増減法

第13章 判別分析
13.1 判別分析の理法
[1]正準相関分析 [2]判別分析 [3]心理の診断と基準
13.2 アヤメデータの作成
[1]アイリスデータの検索 [2]エクセルデータに変換 [3]英語の日本語化 [4]連番を付けて完成
13.3 アヤメの判別分析
[1]判別分析の操作 [2]判別分析の結果と解釈

第14章 クラスター分析
14.1 クラスター分析の理法
[1]複雑な出来事を統計 [2]多変数を束ねる [3]階層クラスターの凝集過程
14.2 個体分類のクラスター分析
[1]データの作成 [2]分析条件の設定 [3]分析の結果と解釈
14.3 変数分類のクラスター分析
[1]データ分析の条件設定 [2]分析の結果と解釈 [3]比較のために

第15章 因子分析
15.1 因子分析の理法
[1] 因子分析の考え方[2] 因子分析のモデル
15.2 因子の分析
[1]初期解の算出 [2]軸の回転 [3]因子の解釈 [4]因子分析の実行 [5]因子分析の結果の見方 [6]因子パターン行列の解釈
 
第16章 総合演習
16.1 データの構成と収集
[1]総合演習に向けて [2]養育態度に関するデータ
16.2 基礎的な分析と解釈
[1]グループごとの度数 [2]質問項目の記述統計量 [3]相関分析
16.3 応用的な分析と解釈
[1]仮説の発見 [2]意思の決定
 
引用参照文献
用語の索引
おわりに

商品の詳細

ISBN: 9784779302930
判型: B5並
ページ数: 196
ジャンル: 心理
刊行年: 2011 年5 月

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