子どもの発達社会学 住田正樹編著 - 北樹出版の大学教科書

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子どもの発達社会学

子どもの発達社会学
教育社会学入門
住田正樹編著
高島秀樹編著
価格: 2,200円+税

商品の紹介

第T部 子どもの発達への社会学的アプローチ
第1章 子どもの発達と社会化
第1節 人間の発達と社会
  1.発達と教育
  2.発達の社会的・文化的側面
  3.人間の発達への社会的アプローチ
第2節 子どもの社会化過程
  1.社会化の懸念
  2.社会化と第一次集団
  3.子どもの社会化環境

第U部 子どもの発達と社会集団
第2章 家族集団と子どもの社会化
第1節 子どもの社会化と家族集団
第2節 家族集団における子どもの社会化
     ー口唇危機から愛着期まで
  1.社会化のメカニズム 
  2.社会化の過程
第3節 家族集団における子どもの社会化(U)
    ーエディプス位相と潜在期
  1.性役割の獲得 
  2.精神的自立
  3.きょうだいの存在
  4.潜在期
第4節 家族の変貌と子どもの社会化をめぐる諸問題
  1.家族の形態と機能の変化
  2.子どもの社会化をめぐる諸問題
第3章 仲間集団と子どもの社会化
第1節 子どもの仲間集団の特徴
  1.自発的選択性
  2.対象性
  3.流動性
第2節 子どもの仲間集団の類型ー活動集団と交友集団
第3節 仲間集団と子どもの社会化機能
  1.「他人性の存在」の経験
  2.他律的道徳から自律的道徳へ
  3.「一般化された他者」の形成・変容
第4節 子どもの仲間集団の現代的特徴と課題
  1.仲間集団の変容
  2.仲間集団の社会化の問題
第4章 近隣集団と子どもの社会化
第1節 近隣集団の定義と社会化機能
  1.近隣集団の定義
  2.近隣集団における人間関係
  3.近隣集団における社会化機能
第2節 現代社会における近隣集団の実態
  1.隣人ー子ども関係
  2.子どもー隣人関係
第3節 地域社会における子どもの社会化
  1.近隣集団と地域集団
  2.地域集団と子どもの社会化
第5章 学校集団と子どもの社会化
第1節 学校
  1.学校とは何か
  2.学校の3側面 
  3.学校集団
第2節 学校集団における子どもの社会化
  1.学校集団と子どもの社会化の特質
  2.学校集団における子どもの社会化
  3.学校集団における子どもの社会化の機能と問題点
第3節 学校集団における社会化の内容
    ーカリキュラムの社会学
  1.カリキュラム
  2.カリキュラムの社会学的考察

第V部 子どもの発達をめぐる現代的状況
第6章 少子化と子育て支援
第1節 家族の変質と少子化の深刻化
  1.「超少子化国」日本
  2.少子化の要因と構造的背景
第2節 少子化と教育課題
  1.少子化対策から子ども・子育て支援へ
  2.家族を「問題」化しようとする視点
  3.少子化による教育上のメリットとデメリット
第3節 子どもへの教育投資と「子どもの貧困」の拡大
第4節 少子社会を生きる子どもの発達を保障するために
第7章 学歴社会の変貌
第1節 学歴社会
  1.学歴社会とは何か 
  2.日本は学歴社会か
第2節 現代日本社会と学歴
  1.現代社会の特質 
  2.学歴の意味の変化 
  3.学歴社会における不平等問題
第3節 学歴社会と子どもの社会化
  1.学歴社会と子どもの社会化 
  2.受験戦争と子どもの社会化
第8章 マス・コミュニケーションと社会化環境
第1節 マス・コミュニケーションと社会の変化
第2節 マス・コミュニケーションの効果と影響
  1.マス・コミュニケーションの効果 
  2.マス・コミュニケーションの影響としてのメディア暴力
第3節 マス・コミュニケーションの対人的影響、集団への影響
  1.コミュニケーションの2段階の流れと仮説と普及
  2.子ども集団とマス・コミュニケーション
第4節 マス・コミュニケーションと子どもの社会化、教育、将来
  1.情報環境の擬似環境化
  2.マス・コミュニケーションとメディア・リテラシー
  3.マス・コミュニケーションの将来
第9章 ニューメディアと子ども
第1節 ニューメディア時代の子ども
  1.ニューメディアの特徴
  2.社会化環境としてのニューメディア
第2節 インターネット・携帯電話と子ども
  1.普及と利用の現状
  2.ネットワーク利用に潜む危険性
  3.子どもにとってのインターネット・携帯電話
第3節 デジタルゲームと子ども
  1.テレビゲームのインパクト
  2.子どもとゲームの関係
  3.ゲームの多様化
第4節 おわりに―ニューメディアのなかの子ども
  1.仮想現実における社会化 
  2.拡張現実としてのニューメディアにおける人間関係

第W部 現代の子どもの問題行動
第10章 非行の現在
第1節 非行とは何か
  1.子どもの社会化と逸脱行動
  2.非行の定義
  3.非行の今日的動向
第2節 さまざまな非行原因論
  1.社会構造に着目した理論
  2.社会過程に着目した理論
  3.原因論の転換
  4.疎外感と逸脱行動
第3節 社会集団からの疎外と非行
  1.家族集団や学校集団からの疎外
  2.自分らしくふるまえる場所
第4節 非行の実際―ある事例から
  1.ぼくのなかにいたぼくが怒った
  2.疎外感克服のための非行
第11章 児童虐待
第1節 児童虐待(child abuse)とは何か
  1.児童虐待の定義
  2.「児童虐待」への関心
  3.児童虐待の社会問題化
第2節 児童虐待の社会問題化とデータの注意点
  1.統計資料からみる児童虐待の現状
  2.データを読む際の注意点
第3節 「児童虐待」への対応の難しさ
  1.原因論的アプローチとリスクアセスメント
  2.児童虐待問題への対応のジレンマ
第12章 不登校・ひきこもり
第1節 不登校者数増加の社会的背景
  1.調査上の問題
  2.登校の自明性の低下
第2節 子どもはなぜ学校に行くのか?
  1.不登校の社会学理論
  2.友人関係と不登校
第3節 不登校の子どもに必要とされる支援
  1.「居場所づくり」の必要性
  2.進学・就職支援の重要性


 

  






  


 

商品の詳細

ISBN: 9784779302602
判型: A5並
ページ数: 188
ジャンル: 社会
刊行年: 2011年1月

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