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季語にこだわりながら
近藤大生著
価格: 1,800円+税
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商品の紹介
はじめに「小序」―季語へのこだわりと自由律俳句 本書の見方 第1 章 自由律俳句考と季語考 自由律俳句考(その1) 自由律俳句考(その2) 自由律俳句考(その3)「最も明解で最も厳しい自由律俳句論」 季語考(0-1)定型句の季語についての厳しい考え方 季語考(0-2-1)季重なり 季語考(0-2-2)季重なりは「強調句」 季語考(0-3)季語と季題 季語考(0-4)季感 季語考(0-5)季語の矛盾 季語考(0-6)二つの季節感 季語考(0-7)定型句と切字について 季語追記(1)季節の分け方 季語追記(2)地貌ぼう季語―作者「送り手」の季節感と読者「受け手」の季節感 やる気を起こす自由気ままな句づくり 私の俳句づくりの考えかた 俳句に解説(自注)をつけることについて―桑原武夫の『第二芸術』から 俳句のタテ書きとヨコ書きの考えかた 第2章 1月の句 季語考(1-1)はねつき 季語考(1-2)雲@ 季語考(1-3)ワビスケ 第3 章 2月の句 季語考(2-1)明けの明星と宵の明星 季語考(2-2)キンカンはなぜ秋の季語か 季語考(2-3)雲A 季語考(2-4)鳥の種類の難しさとヒヨドリ 季語考(2-5)日差し 季語考(2-6)梅 季語考(2-7)鳥の名前と俳句のリアリティー 第4 章 3月の句 季語考(3-1)本当のウグイスの色は 季語考(3-2)雛祭り 季語考(3-3)啓蟄は15日間 季語考(3-4)カラス 季語考(3-5)桜の開花予想は昭和28年(1953)から 季語考(3-6)春の色は桜色 季語考(3-7)菜種梅雨についての浅知恵 季語考(3-8)桜はやはり「花王」なり 広島産の牡蠣 第5章 4月の句 季語考(4-1)ソメイヨシノの平均開花日数 季語考(4-2)花冷え 季語考(4-3)老桜の美しさ 季語考(4-4)老桜と小さい可憐な桜花 季語考(4-5)一年生、新入生は春の季語でよいのでは 季語考(4-6)雀@ 季語考(4-7)定 年 第6章 5月の句 見せる行事―端午の節句・ひな祭り 季語考(5-1)若葉雨 季語考(5-2)麦 秋 季語考(5-3)霞む月@ 季語考(5-4)霞む月A 季語考(5-5)季語による期待しない季節の限定 季語考(5-6)季語辞典・国語辞典にない季語 動きを伝える俳句―動く句 第7章 6月の句 季語考(6-1)一年生は季語にならないのだろうか 季語考(6-2)蝶 季語考(6-3)日本は五季の国 第8章 7月の句 季語考(7-1)蛍と梅雨@ 季語考(7-2)蛍と梅雨A 季語考(7-3)蛍と梅雨B 季語考(7-4)蝉と梅雨@ 季語考(7-5)蝉と梅雨A 季語考(7-6)蝉と梅雨B 季語考(7-7)蝉と梅雨C 季語考(7-8)病葉と落ち葉 俳句という短詩の特徴 季語考(7-9)朧おぼろ月づき 第9章 8月の句 参考資料―梅雨明け(気象庁2009/09/01) 季語考(8-1)赤トンボ 月入帯食 季語考(8-2)猛暑日という呼び名 季語考(8-3)夕映え@ 季語考(8-4)高積雲(いわし雲、うろこ雲、ひつじ雲、さば雲) 季語考(8-5)薔 薇 第10 章 9月の句 季語考(9-1)芭蕉の季重なり 季語考(9-2)春だけでなく夏にも秋にも飛んでいる蝶 季語考(9-3)花芽と葉芽「季語考(5-3)霞む月@、季語考(5-4)霞む月A参照」 季語考(9-4)夕焼け(夕映え)A 第11章 10月の句 季語考(10-1)朝焼けと秋空のグラデーション 季語考(10-2)雲と霧 季語考(10-3)季語でない朝日 張り巡らされた電線と電柱(170) 季語考(10-4)遠 足 季語考(10-5) 「 南天の実」は秋の季語か冬の季語か 第12 章 11月の句 季語考(11-1)木枯らし1号 季語考(11-2)雀A 第13 章 12月の句 季語考(12-1)銀いちょう杏落おちば葉 季語考(12-2)雲、霧、靄もやと霞かすみとスモッグ 季語考(12-3)冬日和 季語考(12-4)時 雨 季語考(12-5)カニサボテンとカタカナの植物 季語考(12-6)エル・ニーニョ(El Niño)現象と ラ・ニーニャ(La Niña)現象は季語か 養生訓の教え 落ち葉と落ち葉焚き 箕面の大滝@―みんなの滝 箕面の大滝A―テレビの力 第14 章 俳句について考える―俳句学習ノート 1.俳諧と俳句―国民総俳人の国 2.もう一度「俳諧」と「俳句」 3.俳諧の連歌からの独立 4.良寛と子規の素朴さと写実性 5.良寛と子規 6.異色の俳人 小林一茶 7.「俳句」という呼び名の確立 @ 2万句を超える子規の作句 A月並調俳句の排斥運動 8.新傾向俳句 9.高浜虚子とホトトギス派と花鳥諷詠 10. 俳句界の伝統と前近代性 11. 戦後の俳人たち おわりに 1.短詩作りは自然体の良寛の精神で―偉大なるしろうとの歌 2.俳句の作り方―直感と推敲 3.季語についてのこだわり―私の句作りは何であったのか 4.花鳥諷詠は定型句派 5.わかりにくい俳句と川柳の違いとわかりやすい俳句と川柳の違い―貞門俳諧から談林俳諧へ―俳聖芭蕉の誕生・蕉風の起こり―子規の俳諧革新運動―月並調俳句の排斥運動
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商品の詳細
ISBN: 9784779302367
判型: A5並
ページ数: 240
ジャンル: その他
刊行年: 2010年7月15日
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