カウンセリング入門 江川 びんせい 編著 - 北樹出版の大学教科書

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カウンセリング入門

カウンセリング入門
江川 びんせい 編著
価格: 2,000円+税

商品の紹介

はじめに
第1章 カウンセリングとは
1節 カウンセリングの定義と目的 
1.カウンセリングの定義 2.カウンセリングの目的 3.カウンセリングと心理療法の関係
2節 カウンセリングの必要性と扱われる相談事項 
1.カウンセリングの歴史 2.カウンセリングの必要性 3.カウンセリングで扱われる相談事項
3節 カウンセリングの活用領域と実態形態 
1.カウンセリングの対象 2.カウンセリングが活用される領域 3.実施者によるカウンセリングの分類 4.教育相談の実施形態 5.家庭や関係諸機関との連携
4節 カウンセリングと心理学の諸領域との関係 
1.応用心理学としてのカウンセリング 2.カウンセリングの近接領域と基礎知識 

第2章 カウンセリングにおける人間観と方法原則
1節 カウンセリングにおける人間観 
1.変化・発達する存在 2.独自性を有する存在 3.主体性を有する価値志向的存在 4.両面性を有する存在 5.相互影響関係を有する社会的存在
2節 カウンセリングにおける方法原則 
1.発達の程度に応じた処置 2.発達・改善可能性を信じての処置 3.ケースの特質に応じた処置 4.主体性を大切にした処置 5.望ましい人間関係を基盤とした処置 6.的確な診断・理解に基づいた処置 7.複数の技法・ストラテジーによる処置 8.治療経過を考慮しての処置

第3章 カウンセリングのすすめ方
1節 受理面接
1.受理面接 2.受理面接のすすめ方 3.予約を入れる 4.受理面接の留意点
2節 受理会議と処置方針の決定
1.受理会議とは 2.処置方針の決定 3.他機関への紹介 4.治療契約 5.カウンセリング
3節 事例会議ラポールと共感的理解の図り方
1.事例会議 2.中断
4節 終結
1.終結 2.終結のタイミング
5節 追跡調査
1.追跡調査とは 2.追跡調査の必要性と方法

第4章 悩み・行動問題の原因についての理解
1節 原因ならびに経過要因の把握の必要性
1.原因に対する従来の考え方の問題点 2.新しい分析モデル 3.悪化要因と軽減要因の把握の必要性 
2節 原因に対する複眼的・総合的視点の必要性
1.複雑系としての人間 2.原因には複数の要因が関わる 3.原因には相乗作用がみられる 4.原因には交互作用がある 5.原因は時間的連鎖をなす
3節 問題の背景因の把握
1.本人に関することがら 2.木人を取り巻く環境の状況り

第5章 ラポールと共感的理解の図り方
1節 ラポールの意義とその図り方
1.ラポール(ラポートともよぶ)の意義 2.ラポールを深める人間性 3.ラポールを深める技術
2節 共感的理解の意義と効果
1.共感的理解の意義と効果 2.共感を豊かにする心構え
3節 共感的理解のための傾聴の技術
1.傾聴するための心構え 2.共感を深める傾聴の技術
4節 共感的理解を十分に図るための認知・行動方略
1.見聞や体験を広げること 2.立場置換という認知方略の活用 3.ロールプレイの技法の活用

第6章 クライエント理解の深化の方法
1節 質問の仕方
1.質問の意義と必要性 2.質問すべき事項 3.質問の際の留意点
2節 自我の防衛機制
1.精神分析学に対する2つの立場 2.自我の防衛機制
3節 クライエント理解における推測と予測的理解
1.推測の必要性 2.予測的理解の意味と必要性
4節 クライエント理解における留意点
1.人間理解の困難性に対する認識の重要性 2.より広く、深く、かつ正確な理解 3.ひとつの方法に偏らない総合的な理解 4.共感的理解の重視 5.処置・指導に結びつく理解 6.個別治療の際の理解すべき事項

第7章 カウンセリングにおける処置の技術
1節 情報提供と助言
1.情報提供について 2.助言について
2節 支持と説得
1.支持について 2.説得について
2節 励ましと賞賛
1.励ましについて 2.賞賛について

第8章 主要なカウンセリング技法の概要
1節 伝統的なカウンセリング
1.ガイダンス・カウンセリング 2.自己実現(自己開発)とカウンセリング 3.メンタルへルスへの関心
2節 精神分析的カウンセリング
1.無意識とは 2.フロイトの心の構造 3.防衛機制とは 4.人格の成長とは 5.フロイト理論の発展
3節 パーソン中心療法
1.ロジャーズの理論 2.カウンセリングの方法 3 .カウンセリングの応答技法 4.体験過程 5.クライエント中心療法の発展と批判
4節 行動カウンセリング
1.セルフコントロール 2.子どもの教室での行動改善 3.ソーシャルスキルなどの獲得
5節 折衷的カウンセリング
最後に

第9章 カウンセラーになるための心得と訓練について
1節 カウンセラーの資質と心得
1.カウンセラーに必要なものとは 2.ロジャーズによる“カウンセラーの態度に必要な3条件”とは
2節 カウンセラーの仕事と倫理
1.職域によるカウンセラーの仕事内容 2.認定カウンセラーという資格とその現状 3.臨床心理士という資格とその現状 4.臨床心理士の倫理 
3節 カウンセリングの訓練法
1.教育の方法 2.学部、大学院、大学院修了後における学び

商品の詳細

ISBN: 978-4-7793-0179-7
判型: A5並
ページ数: 164
ジャンル: 心理
刊行年: 2009年5月1日

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