人・言葉・社会・文化とコミュニケーション 橋本 満弘 著 - 北樹出版の大学教科書

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人・言葉・社会・文化とコミュニケーション

人・言葉・社会・文化とコミュニケーション
橋本 満弘
価格: 2,300円+税

商品の紹介

第1編 九州におけるコミュニケーションの史的研究 第1章 通事(詞)考―長崎を中心にして(越中哲也) 1.はじめに 2.キリシタン時代における通詞 3.平戸時代における通詞 4.長崎時代における通事(詞) (1)キリシタン時代 (2)唐通事のこと (3)阿蘭陀通詞について 5.通事(詞)の文化的意義 6.洋書開禁以後の通事 7.幕末におけるわが国外交と通詞(事)たち 8.おわりに 第2章 模合にみる沖縄人(ウチナンチュー)のコミュニケーションについて―新聞記事の分析を通じて(伊佐雅子) 1.はじめに 2.模合の歴史 (1)模合の由来と沖縄の模合の歴史 (2)模合の類型 3.調査方法 4.調査結果 (1)模合の契機 (2)コミュニケーション行動について (3)模合とは何か?模合により何が伝承されているのか? 5.おわりに 第2編 日常生活における言語表記と表現 第1章 日常会話とは何か―コミュニケーションにおける言語の役割の視点から(畠山 均) 1.はじめに:「コミュニケーション」とは何? 2.コミュニケーションにおける言語の役割 (1)コミュニケーションと異文化コミュニケーション (2)伝達手段としての言語 3.会話の種類 (1)挨拶 (2)日常交渉 (3)日常会話 4.異文化コミュニケーションとしての会話 (1)挨拶 (2)日常交渉 (3)日常会話 5.おわりに:たかが日常会話、されど日常会話 第2章 日本人の言語観再考 −ことわざを手がかりとして(片山 博) 1.はじめに 2.言語観を探る枠組み 3.日本人の自然観 4.和歌・俳句の伝統 5.ことわざにみる言語観 (1)ことわざの収集・分類 (2)ことわざの周知度 (3)枠組みの検討 6.おわりに  第3章 福岡県における交通表示の言語表記に関する調査(八尋春海) 1.はじめに 2.福岡県の観光 3.バス 4.駅 (1)運賃表 (2)電光掲示板 (3)乗り場案内 (4)券売機 5.空港 6.港 7.おわりに 第3編 伝達と理解について 第1章<対話>とコミュニケーション―五木寛之氏とバーニー・シーゲル氏の場合(清水孝子) 1.はじめに 2.対話について 3.日本人の言語コミュニケーションの実態 (1)歴史的な背景 (2)「個」の捉え方の違い (3)あいまいな「イエス」とあいまいな「ノー」 4.異文化間の対話の実例:五木寛之氏とバーニー・シーゲル氏との対話 (1)対話@ (2)対話A (3)対話B (4)対話C (5)対話D 5.対話を成立させるための条件 6.おわりに 第2章 誤解の検証―言語と文化の枠を超えて(筒井久美子) 1.はじめに 2.先行研究 (1)誤解とは (2)誤解の原因と責任 (3)誤解の型と対応 3.ケース・スタディ (1)誤解の出来事の背景 (2)言語・非言語的視点 (3)文化的視点:異文化的か否か (4)対話者の関係と先入観 (5)組織におけるディスコース (6)Groupthink 4.おわりに 第3章 政治とエンターテイメント―小泉純一郎人気に学ぶ政治コミュニケーション(平野順也) 1.はじめに 2.民主主義がわるくない理由 (1)広さとコミュニケーション (2)弁論の消失、トークの出現 3.有名人の<価値>を求める政治家 (1)スター小泉純一郎誕生 (2)有名人としての<価値> 4.タレント議員の政治戦略 (1)青島幸男のテレビ活用と最小限の運動 (2)横山ノックの庶民的戦略 5.エンターテイメント、そして大衆 (1)戦争と西部劇 (2)甘やかされる大衆 6.おわりに 第4編 明治の言語とメディア―演説の流行(橋本満弘) 1.はじめに 2.「言論の自由」圧迫の種子 3.新聞への弾圧と演説の登場 4.演説に対する弾圧 5.おわりに 第2章 洋学紳士:馬場辰猪の『雄辯法』―日本における先駆的著書(橋本満弘) 1.はじめに 2.洋学紳士:在野の論客 3.『雄辯法』概観 (1)構想・構築(Inventio/Dispositio)論 (2)文体(Elocutio)論 (3)口頭伝達・発表(Pronuntiatio)論 4.日本雄弁術の改革 5.おわりに

商品の詳細

ISBN: 978-4-7793-0129-2
判型: A5
ページ数: 210
ジャンル: 社会
刊行年: 20080401

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