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日本的死生観への視角
伊藤益
価格: 2,600円+税
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商品の紹介
【目次】
序章 死への問い 一 死の不可能性 二 論理性からの乖離 三 死の物語性 四 個別性と代行不可能性 五 客観性の排拒
第1章 生死連続観 一 冥界訪問譚 二 植物的死生観 三 アキラの儀礼 四 無化としての死 五 遺骨へのこだわり 六 可変性の認識
第2章 無常観の成立 一 開悟と美意識 二 筑紫歌壇の宴 三 仏教的無常観の成立 四 報凶問歌の無常観 五 無常観の源流 六 種的論理 七 死の意識と個的論理 八 類的論理へ
第3章 遍在する浄土 一 根本悪の自覚 二 廻向観の転換 三 一切衆生の救済 四 浄土観の変容 五 死の不安 六 浄土思想と死
第4章 平家物語の人間像 一 物語における知盛の位置 二 運命の受容者―重盛― 三 運命に抗う者―清盛― 四 運命に対する無自覚者―義仲― 五 運命の覚者―知盛― 六 詠嘆的美意識
結章 死への先駆的覚悟性 一 死への存在 二 武士道の成立 三 常在死身の意識 四 頽落からの脱却 五 死の自覚と生の充実
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商品の詳細
ISBN: 4893847082
判型: 四六上
ページ数: 256
ジャンル: 哲学・倫理・宗教
刊行年: 1999
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