いのちの哲学 棚橋實編著 - 北樹出版の大学教科書

北樹出版の大学教科書

前のページにもどる

いのちの哲学

いのちの哲学
いま生命倫理に問われているもの
棚橋實編著
価格: 2,400円+税

商品の紹介

第1章 いのちの哲学(1)―生と死
 はじめに
 第1節 死後の生――形而上学的死生観
 第2節 生きることの意味――形而下的死生観

第2章 いのちの哲学(2)―医療と医学
 はじめに 
 第1節 「ヒト」と「人間」
 第2節 「ヒト」の生命と「人間」の権利
 第3節 「いのち」の科学と「いのち」の哲学
 第4節 文明としての医療(結びにかえて)

第3章 死は選択できるか―安楽死と尊厳死
 第1節 安楽死とは何か
 第2節 日本における安楽死
 第3節 尊厳死へと至る道
 第4節 リビング・ウィル
 第5節 諸外国の事情
 第6節 日本の現実――末期医療の遅れ
 結び 

第4章 障害受容の倫理と論理
 はじめに 
 第1節 障害拒否の論理
 第2節 障害によって失われるもの
 第3節 障害拒否の思想――積極的安楽死の受容
 第4節 障害受容の条件について
 第5節 障害の受容と信仰
 結び 

第5章 生殖技術の発達
 第1節 ヒトのいのちはいつ始まるか
 第2節 不妊治療
 第3節 生殖技術のもたらすもの
 第4節 生殖操作の歯止めはあるか

第6章 生殖操作の倫理問題
 第1節 ヒトはいつから人になるか
 第2節 人格とは何か
 第3節 いのちの発生に決定的な線引きはできるか
 第4節 なぜ人は子を欲しがるか
 第5節 遺伝子治療は無制限に許されるか
 第6節 医学は治療体系か

第7章 脳死・臓器移植が問いかけるもの
 第1節 脳死――死にゆく人の尊厳とは
 第2節 脳死・臓器移植社会――負の遺産とならないか
 第3節 意思・政策決定のあり方――科学技術への対応

第8章 美しく老いる―老いの福祉人間学構築のために
 はじめに 
 第1節 年を取るということ
 第2節 価値観
 第3節 人間の温もり
 結び 

第9章 高齢者介護
 第1節 在宅で寝たきりの高齢者を看ていくための3条件
 第2節 「家で死にたい」
 第3節 看たいという気持ちがあっても大変――地区組織活動から
 第4節 在宅介護の推進に総合的行政施策が必要

商品の詳細

ISBN: 4893846833
判型: A5
ページ数: 171
ジャンル: 哲学・倫理・宗教
刊行年: 1998

AmigoDatabase - 管理