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人参・葡萄酒・御側の御薬
岩下哲典
価格: 2,400円+税
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商品の紹介
【目 次】
序――問題の所在
第1話 江戸時代の人参栽培と薬師信仰 ――尾張藩薬園から日光東照宮に献上された人参の謎 はじめに 一 江戸時代の人参栽培 二 尾張藩の薬園と人参 三 徳川家康・薬師信仰・薬園 小括――東方薬師瑠璃光如来への人参献上の意味 ☆ 江戸時代余話其の一 現代生活の中の江戸、手紙と住まい
第2話 将軍から下賜された国産葡萄酒 はじめに――五感・第六巻と資料 一 江戸時代の国産葡萄酒に関する新出史料 二 葡萄と葡萄酒の歴史から 小括――甲州勝沼、柏尾山大善寺の葡萄薬師 ☆ 江戸時代余話其の二 江戸の通信手段「注進手札」
第3話 殿様から下賜された御側の御薬 はじめに 一 万病に効く薬用人参 二 加賀の秘薬烏犀円、尾張藩でも製造 三 狂犬病・病鼠の御薬 四 領民に下賜された疫病の御薬 五 美濃の領民から献上された薬の原料、オオサンショウウオ 六 藩主側近の職務日記に見る薬園預細井氏 小括――民衆の成長と藩主の御側薬・御薬園 ☆ 江戸時代余話其の三 尾張藩江戸下屋敷のアトラクション「町屋」 ――殿様カメラマンのコレクションから
おわりに――江戸のくすり、その隠された意味 ☆ 江戸時代余話其の四 武州荏原郡太子堂村、百姓娘たきの生涯
註 あとがき
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商品の詳細
ISBN: 4893846507
判型: 四六上
ページ数: 198
ジャンル: 社会
刊行年: 1998
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