変動社会と子どもの発達(第3版) 住田 正樹 編著 - 北樹出版の大学教科書

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変動社会と子どもの発達(第3版)

変動社会と子どもの発達(第3版)
教育社会学入門
住田 正樹 編著
高島 秀樹 編著
価格: 2,200円+税

商品の紹介

子どもの発達と現代社会における諸問題の子どもへの影響がわかりやすく学べる教育社会学・発達社会学の入門書。第3版刊行にあたって、現代のメディア環境やその他の現代的問題についての章を大きく内容を刷新。公的統計資料や教育政策の動向を踏まえ、内容を更新した最新版。


〈目次〉

第1部 子どもの発達への社会学的アプローチ
第1章 子どもの発達と社会化
 第1節 人間の発達と社会
 第2節 発達と教育
 第3節 子どもの社会化過程
  
第2部 子どもの発達と社会集団
第2章 家族集団と子どもの社会化
 第1節 子どもの社会化と家族集団
 第2節 家族集団と子どもの社会化過程:口唇危機から愛着期まで
 第3節 家族集団と子どもの社会化過程(U):エディプス位相と潜在期
 第4節 家族の変貌と子どもの社会化をめぐる諸問題
第3章 仲間集団と子どもの社会化
 第1節 子どもの仲間集団の特徴
 第2節 子どもの仲間集団の類型:活動集団と交友集団
 第3節 仲間集団と子どもの社会化機能
 第4節 子どもの仲間集団の現代的特徴と課題
第4章 近隣集団と子どもの社会化
 第1節 近隣集団の定義と社会化機能
 第2節 現代社会における近隣集団の実態
 第3節 地域社会における子どもの社会化
第5章 学校集団と子どもの社会化
 第1節 学校
 第2節 学校集団における子どもの社会化
 第3節 学校集団における社会化の内容:カリキュラムの社会学

第3部 子どもの発達をめぐる現代的状況
第6章 学校集団における社会化の現代的課題
 第1節 人材の養成・選抜・社会的配置と学歴社会
 第2節 学力格差と社会階層
 第3節 新型コロナウイルス感染症の蔓延による学校の休業
第7章 マス・メディアと社会化環境
 第1節 マス・メディアと社会の変化
 第2節 マス・メディアの影響と効果
 第3節 マス・メディアの効果理論
 第4節 マス・メディアと疑似環境の環境化
第8章 ニューメディアと子どもたち
 第1節 ニューメディア時代の子どもたち
 第2節 子どもをとりまくインターネット環境
 第3節 デジタルゲームと子ども
 第4節 おわりに:ニューメディアのなかの子どもたち

第4部 現代の子どもの問題行動
第9章 社会の変化と少年非行
 第1節 社会規範と逸脱
 第2節 逸脱の原因論
 第3節 社会の変化と少年非行
第10章 社会問題化する児童虐待
 第1節 児童虐待とは何か
 第2節 児童虐待の社会問題化とデータの注意点
 第3節 「児童虐待」への対応の難しさ
第11章 現代社会の不登校とひきこもり
 第1節 不登校者数増加の社会的背景
 第2節 子どもはなぜ学校に行くのか
 第3節 不登校の子どもに必要とされる支援


〈編者紹介〉

住田 正樹(スミダ マサキ)
放送大学名誉教授、九州大学名誉教授、教育学博士。
専門:発達社会学、教育社会学(社会化論、青少年問題)
主著:『子ども社会学の現在:いじめ・問題行動・育児不安の構造』(九州大学出版会、2014)、『人間発達論』(左右社、2021) 他

高島 秀樹(タカシマ ヒデキ)
明星大学名誉教授。
専門:教育社会学(地域社会と教育、学校・教師)、教育調査論
主著:『地域教育の創造と展開』(共著、放送大学教育振興会、2008)、『子どもの発達社会学:教育社会学入門』(共編著、北樹出版、2011年)

商品の詳細

ISBN: 978-4-7793-0719-5
判型: A5並
ページ数: 208
ジャンル: 社会, 教育
刊行年: 2023年10月30日

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