価格: 2,100円+税
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商品の紹介従来科目「保育の心理学 T 」「家庭支援論」「子どもの保健 T 」から再編された、保育士養成課程新科目のテキスト。子どもとその家庭支援のため、包括的な理解に必要な基礎知識を平易に解説。@生涯発達、A家族・家庭の理解、B子育て家庭に関する現状と課題、C子どもの精神保健とその課題、の4部に分かれ、保育士養成の観点を中心としつつ、それぞれの領域ごとに概観することもできる。欄外の用語解説も充実。改訂版では、年次資料やデータを更新し、表を図解する、イラストを追加するなど、より分かりやすい記述となるよう修正を加えている。保育を学ぶ学生のほか、生涯発達や家族・家庭支援、子どもの精神保健領域に関心があるすべての人へ役立つ一冊。 【正誤表】 本文中に一部誤りがございました。お詫びし、以下のとおり訂正いたします。 『子ども家庭支援の心理学(改訂版)』正誤表 目次 【第1部 生涯発達】 第1章 生涯発達とライフサイクル 1 生涯発達 2 ライフサイクル 3 エリクソンのライフサイクル論 4 様々な発達領域・発達理論同士の関係:縦の糸と横の糸 5 発達領域・発達理論を学ぶ意味 第2章 乳幼児期から学童期前期にかけての発達 1 乳児期 (1)エリクソンのライフサイクル論 (2)アタッチメント理論 2 幼児期前期(1〜2歳まで) (1)エリクソンのライフサイクル論 (2)マーラーの分離‐個体化理論 3 幼児期後期(3歳〜小学校入学まで) 4 学童期前期(小学生) (1)エリクソンのライフサイクル論 (2)保育所・幼稚園から小学校入学に向けて 5 乳幼児期から学童期前期に生じやすい心理社会的問題と病理 第3章 学童期後期から青年期にかけての発達 1 学童期後期 (1)エリクソンのライフサイクル論とレヴィンソンの発達課題 (2)学童期後期の認知の発達 (3)学童期後期の仲間関係の発達 (4)学童期後期の心理社会的問題 2 思春期(青年期前期) (1)思春期の認知の発達 (2)思春期の仲間関係と家族関係 (3)思春期の心理社会的問題 3 青年期 (1)青年期の発達課題 (2)青年期の心理社会的問題 第4章 成人期から老年期にかけての発達 1 成人期以降の発達のとらえ方 2 成人期初期 (1)青年から成人への移行期 (2)職業キャリア (3)結婚 (4)親になること 3 成人期と中年期 (1)成人期 (2)中年期 4 老年期 (1)高齢化の進展 (2)知的能力の変化 (3)サクセスフル・エイジング (4)介護と死の受容 【第2部 家族・家庭の理解】 第5章 家族・家庭の意義と機能 1 家族・家庭とは何か (1)家族・家庭・世帯 (2)明治期以降の家族の変容 2 世帯規模・世帯構造の変化 (1)世帯規模の変化 (2)世帯構成の変化と子育てへの影響 3 家族の機能と変化 4 子どもを養育する機能を支える子育て支援 第6章 親子関係・家族関係の理解 1 親、親子関係の定義・特徴 (1)親とは (2)親子関係とは (3)親権とは 2 家族関係の発達 (1)家族ライフサイクルとは (2)家族の形成期 (3)家族の拡大期 (4)家族の収束期 3 乳幼児期の親子関係の重要性 4 乳幼児期における親子関係の特徴 5 乳幼児期の親子関係をとらえやすい場面とその特徴 6 関係の安定化に向けて (1)アタッチメントを育む重要性 (2)アタッチメントを育むには (3)子どもとのかかわり方への視点 第7章 子育ての経験と親としての育ち 1 「親になる」ことと「親をする」ことの関係 2 親になるための土台 (1)母性があるから子育てできる? (2)子育てにかかわる資質や能力のとらえかた 3 親になる経験の実際 (1)子育てによる生活の変化と意味づけ (2)親の子どもイメージの変化にみる親としての経験と発達 4 親としての発達とその支援 (1)親は自分の成長をどのようにとらえているのか (2)親としての発達を保障する支援に向けて 【第3部 子育て家庭に関する現状と課題】 第8章 子どもと家庭の状況 1 少子高齢化社会 (1)少子化とは (2)高齢化とは (3)少子高齢化の影響 2 未婚化・晩婚化の進行 3 世帯構造の変化 4 共働き世帯の増加 5 ひとり親世帯 6 家族・子どもの貧困 第9章 ライフコースと仕事・子育て 1 ライフコースと性別役割分 (1)ライフコース (2)性別役割分業 2 性別役割分業と働くことへの意識 (1)M字カーブ (2)育児と就業への意識 (3)性別と職業への意識 3 結婚・出産とライフコースの実際 (1)ライフコースの男女差 (2)女性の就業の現状 (3)就業継続への課題 4 男性の育児分担と新たな葛藤 (1)男性のストレスと性役割態度 (2)男性役割の変化 第10章 多様な家庭とその理解 1 ひとり親家庭への理解と支援 (1)ひとり親家庭の現状 (2)ひとり親家庭と子どもの貧困化 (3)ひとり親が抱える困難さ (4)ひとり親せて合いの多様化と支援範囲の拡大 2 育児不安への理解と支援 (1)子育てへの不安と負担 (2)育児不安の背景 (3)楽しさと自信のなさが混在する子育て意識 3 多様な家庭への支援 第11章 特別な配慮を要する子どもと家庭 1 保育における特別な配慮 (1)特別な配慮とは (2)特別な配慮を要する家庭 2 特別な配慮が必要な場合の注意点 (1)保護者のニーズや思いを確かめる (2)守秘義務について (3)外部の専門機関との連携 3 入所時に特別な配慮の必要性が明らかな場合 (1)保護者との話し合いで注意すべき点 (2)外部の専門機関との連携 4 保育を行うなかで特別な配慮の必要性がわかってくる場合 (1)どのように困難さが「わかって」くるのか (2)専門機関による支援につなぐ際の注意点 (3)子どもの状態は環境によっても変わる 5 困難さを共有して抱える (1)子ども・保護者・保育士それぞれの困難さ (2)困難さについて感じたことの共有 (3)困難なときほど、複数の視点で対応する 6 配慮をめぐる対立を乗り越える (1)支援の見極めのむずかしさ (2)保護者と保育所の意向が対立する場合 (3)連携機関と保育所が対立する場合 (4)対立を乗り越えるために 【第4部 子どもの精神保健とその課題】 第12章 なぜ子どもの精神保健を学ぶのか 1 健康と精神保健の定義 2 精神保健に関係する因子 (1)子どもの生活・生育環境 (2)子どもの心の健康にかかわる問題 3 心の健康をみる上でのポイント 第13章 子どもの生活・生育環境とその影響 1 子どもが育つ環境の複雑さ 2 環境の力と発達の可塑性:ルーマニアの事例から 3 発達におけるリスク:子どもの貧困 (1)子どもの貧困とは (2)調査からみる子どもの貧困と発達への影響 (3)貧困が子どもに影響を及ぼす経路とプロセス (4)子育て支援への視点 4 発達初期への教育・援助の重要性 5 逆境を克服する力:レジリエンス 第14章 子どもの心の健康にかかわる問題 1 知的障害・発達障害 (1)知的障害 (2)発達障害(発達障害者支援法から) 2 心身症と関連する疾患・症状 (1)アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、喘息) (2)腹痛 (3)小食(少食)・拒食 (4)チック (5)夜尿・遺尿 (6)脱毛・抜毛 3 アタッチメント障害、その他の障害・症状 (1)アタッチメント障害 (2)分離不安 (3)強迫性障害 (4)夜驚 (5)選択性緘黙 (6)吃音 (7)PTSD コラム 外国籍の子どもの保育 マタニティブルー 肢体不自由 参考文献 索 引 |
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商品の詳細ISBN: 978-4-7793-0691-4判型: B5並 ページ数: 178 ジャンル: 心理, 社会 刊行年: 2022年4月25日 |