「使える」教育心理学【第4版】 服部環 監修   - 北樹出版の大学教科書

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「使える」教育心理学【第4版】

「使える」教育心理学【第4版】
服部環 監修  
安齊順子  編著
荷方邦夫  編著
価格: 2,300円+税

商品の紹介

発達・教育・学習等教育心理学の基礎的事項を取り上げ、重要な事項を分かりやすく解説した上で、カウンセリング・特別支援教育等、学校における心理教育的援助と関連事項を具体例をひきつつ解説。第4版にあたり最新情報、データを盛り込んだ充実の入門書。


   【目  次】

監修と編集の言葉
序章 教育心理学とは
 第1節 教育心理学とは 
 第2節 教育心理学の歴史 
   1.教育心理学のはじまり 2.日本の教育心理学 
 第3節 研究の方法 
   1.教育心理学研究の目的 2 教育心理学研究の手法 
   3.教育心理学研究の手順

第1部 教育心理学総論

第1章 発達
 第1節 発達段階と発達課題 
 第2節 身体の発達 
   1.胎児期の身体発達  2.乳幼児期から児童期までの身体発達 
   3.青年期の身体発達 
 第3節 知の発達 
   1.認知発達 2.心の理論 
 第4節 自己と関係の発達 
   1.児童期までの発達 2.青年期
●コラム:メディアと子ども

第2章 学習と動機づけ
 第1節 学習の理論 
   1.古典的条件づけ 2.試行錯誤学習 3.道具的条件づけ  
   4.観察学習 5.概念学習 6.学習の認知理論 
 第2節 学習の情報処理論 
   1.記憶のプロセス 2.記憶の2重貯蔵モデル 3.知識 
   4.文章の理解 5.メタ認知
 第3節 動機づけの理論 
   1.欲求と動機づけ 2.外発的動機づけと内発的動機づけ 
   3.帰属理論 4.期待・価値理論 
●コラム:リテラシー

第3章 学習指導と教育工学
 第1節 学習指導の理論 
   1.学習の規定因 2.プログラム学習 3.発見学習 
   4.有意味受容学習とスキーマ理論 5.カリキュラム構成の原理 
 第2節 個に応じた指導 
   1.指導の個別化 2.適性処遇交互作用 3.習熟度別指導 
 第3節 教育工学とコンピュータ 
   1.視聴覚教育とマルチメディア学習 
   2.CAI(コンピュータ支援教育) 
 第4節 教育環境のデザイン 
   1.変わる教授 2.隠れたカリキュラムと状況論的学習 
   3.協同による学習 
●コラム:インターネットと子ども

第4章 学級の心理学
 第1節 集団とは何か 
   1.集団の定義 2.集団規範と同調圧力 3.集団のまとまりのよさ 
   4.集団凝集性を高める方法 
 第2節 リーダーシップ 
   1.三隅の PM理論 2.リーダーシップを育てる 
   3.レヴィンらのリーダーシップの3類型 
 第3節 学級集団とは何か 
   1.学級集団の特徴 2.学級集団に所属して学ぶことの意義 
   3.学級集団の発達的変化 4.学級内の人間関係の測定 
   5.学級づくり 6.仲間集団とその発達 
 第4節 いじめ 
   1.いじめに関する認識の変化 2.いじめの定義 
   3.いじめの四層構造 4.いじめの動機 5.いじめ対策 
   6. いじめを未然に防ぐ

第5章 教育評価 
 第1節 教育評価とはどのようなものか 
   1.教育評価の目的と機能 2.教育評価の歴史 
 第2節 さまざまな評価 
   1.何を評価とするか 2.ブルームの3分類 
   3.絶対評価と相対評価 4.評価の変化と「新しい学力観」 
 第3節 教育評価の方法とテスト 
   1.評価の手順 2.さまざまなテスト法 
 第4節 テスト作成の問題 
   1.できの良いテストを作るために 
   2.テストでははかりにくいものがある 
●コラム:教員免許更新制

第6章 脳の発達と心 
 第1節 脳の発達 
   1.脳の細胞 2.脳の発生と神経回路の形成 
 第2節 発達障害と脳 
   1.脳機能イメージング 2.自閉症の脳機能障害
   3.発達性ディスレクシアの脳機能障害

第2部 心理教育的援助と人格・測定

第7章 パーソナリティの理解
 第1節 パーソナリテイとは 
 第2節 パーソナリティをとらえる 
   1.類型論 2.特性論 3.精神分析的理論 
 第3節 適応 
   1.人間の欲求、欲求階層説 2.欲求不満 3.葛藤,コントロールする力 
 第4節 パーソナリティの理解 
   1.パーソナリティの理解 2.心理検査の実施上の注意点 
 第5節 生徒の知的能力(知能)の理解 
   1.知能検査の概要 2.知能検査の種類 3.知能指数の考え方 
 第6節 まとめ

第8章 学校におけるカウンセリング
 第1節 学校でのカウンセリング活動 
   1.個別カウンセリング 2.グループアプローチ 
   3.サイコエデュケーション 
 第2節 学校で使えるカウンセリングの技法 
   1.非言語的技法 2.言語的技法 3.技法の統合モデル 
 第3節 学校で使えるカウンセリング 
   1.行動カウンセリング 2.来談者中心カウンセリング 
   3.ソーシャルスキル・トレーニング 4.構成的グループエンカウンター 
   5.読書 
 第4節 おわりに 
●コラム:子どもと読書

第9章 幼児期,児童期,青年期の心理的問題
 第1節 幼児期に見られる心理的問題 
   1.愛着 2.集団生活 
 第2節 児童期に見られる心理的問題 
   1.対人関係における不適応 2.学習上の不適応 
 第3節 青年期に見られる心理的問題 
   1.自我の確立へ向けて 2. 学校不適応を未然に防ぐために 
 第4節 まとめ 
●コラム:ピア・サポート

第10章 心理教育的援助サービス
 第1節 特別支援教育 
   1.特別な教育的ニーズをもつ子どもの増加 2.特別支援教育の制度化 
   3.特別支援教育のしくみ 
 第2節 発達障害の定義 
   1.発達障害とは 2.学習障害、 ADHD、高機能自閉症の定義
 第3節 発達障害に対するアセスメント 
   1.アセスメントの意義と倫理 2.アセスメントの領域とその特性 
 第4節 教育現場での支援事例 
   1.初期的アセスメントと支援 
   2.より個別性の高いアセスメントと支援への展開 
 第5節 おわりに

第11章 スクールカウンセラーの活用
 第1節 スクールカウンセラーとは,どんな人たちなのでしょうか 
   1.スクールカウンセラーとは 
   2.スクールカウンセラーはどんな資格をもっているのでしょうか 
   3.スクールカウンセラーには何ができるのでしょうか 
 第2節 スクールカウンセラーを利用しよう 
   1. スクールカウンセラーを使って問題はなかったのでしょうか 
   2.スクールカウンセラーを、どんな風に使うのでしょうか 
   3.スクールカウンセラーのいる1年間 
●コラム:教師と保護者の関係

教育心理学の重要用語集101

商品の詳細

ISBN: 978-4-7793-0653-2
判型: A5並
ページ数: 224
ジャンル: 心理
刊行年: 2021年4月15日

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