メディア技術史【改訂版】 飯田豊編著 - 北樹出版の大学教科書

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メディア技術史【改訂版】

メディア技術史【改訂版】
飯田豊編著
大久保遼
木暮祐一
柴野京子 ほか
価格: 1,900円+税

商品の紹介

初版刊行後の技術の現況を織り込み、メディア技術の在り方、社会における意味をより深く多角的にとらえる。写真・図版史料も豊富なテキスト。

[執筆者]飯田豊・大久保遼・木暮祐一・柴野京子・杉本達應・谷口文和・溝尻真也・和田敬



1章 技術としての書物:紙の本VS電子本への古くて新しい回答
(1.デジタルとアナログのかなしい対立 2.書物の技術を考える 3.活版印刷の発明と革命 4.活版印刷の発明と革命 4.グーテンベルクの銀河系)

2章 写真はどこにあるのか:イメージを複製するテクノロジー
(1.カメラ・オブスキュラと〈写真〉の夢 2.タゲレオタイプと鏡としての写真 3.カロタイプと複製技術としての写真 4.マジック・ランタンと語りのなかの写真 5.写真製版とマスメディアとしての写真 6.写真の現在へ)

3章 映画の歴史を巻き戻す:現代のスクリーンから映像の幼年時代へ
(1.偏在するスクリーン 2.マジック・ランタンとスクリーン・プラクティス 3.映像が動きはじめる 4.パフォーマンスのなかのシネマトグラフ 5.初期映画から現代のスクリーンへ)

4章 音楽にとっての音響技術:歌声の主はどこにいるのか
(1.ボーカロイドから考える音の技術とメディア 2.録音技術から録音メディアへ 3.レコード音楽のリアリティ 4.ボーカロイドの居場所)

5章 声を伝える/技術を楽しむ:電話・ラジオのメディア史
(1.メディア技術の楽しみ方をめぐる歴史 2.メディアとしての電話の生成と変容 3.ラジオアマチュアたちの戦前/戦後史 4.メディアの楽しみ方を見つめ直す)

6章 テレビジョンの初期衝動:「遠く(tele)を視ること(vision)」の技術史
(1.「テレビジョン」の源流を尋ねて 2.二つの技術方式 3.「テレビジョン」の未来像 4.「テレビジョン」から「テレビ」へ 5.テレビの21世紀)

7章 ローカルメディアの技術変容:ミニFMという実践を補助線に
(1.ローカルメディアとは何か 2.マスメディア型のローカルメディア 3.パーソナルネットワーキング型のローカルメディア 4.ハイブリッド型の「ミニFM」 5.他者関係を組み替えてゆくローカルメディアの可能性)

8章 文化としてのコンピュータ:その「柔軟性」はどこからきたのか
(1.コンピュータ史をとらえる視点 2.コンピュータの起源と変遷 3.人々がとらえたコンピュータ像 4.インタフェース 5.コンピュータの柔軟性の行方)

9章 開かれたネットワーク:インターネットをつくったのはだれか
(1.コンピュータネットワークの変遷 2.インターネットの自由な文化 3.ユーザとインターネットの関係を再考する 4.インターネットの豊かさの行方)

10章 手のひらの情報革命:携帯電話からケータイへ
(1.場所を問わず、より多くの通信をさばけるように 2.携帯電話からケータイへ 3.ケータイを学ぶ/ケータイから学ぶ)

11章 誰のための技術史?:アマチュアリズムの行方
(1.メディアの黎明期=「アマチュア」の時代 2.「アマチュア」の困難 3.技術思想としてのアマチュアリズム 4.再び「アマチュア」時代?)

商品の詳細

ISBN: 978-4-7793-0532-0
判型: A5並
ページ数: 170
ジャンル: 社会
刊行年: 2017年4月25日

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