共生への学び 内山 隆著 - 北樹出版の大学教科書

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共生への学び

共生への学び
内山 隆
価格: 2,200円+税

商品の紹介

小学校の社会科および教科横断的学習における「地域・社会にひらかれた学び」の授業実践を紹介。「相互啓発的学習観」「公民的資質」「公共性」という視点で、各授業の展開や子どもたちの変化にも着目し、「共生への学び」というテーマを理論・実践両面から解説した良書。


序 章 
1「共生」というテーマへの接近
2「相互啓発的学習観」の視点から
3「公民的資質」の検討から
4「公共性」の視点から

第1章 興味の重なりと学級のテーマの追究:2年生「みんなで家づくり」
1「みんなで家づくりがしたい」という願いの共有と活動の見通し
2 協働のプロジェクトを形にしていく
3 自分のしたいことで「みんなの家」に貢献する
4「みんなの家」への強い思い
5「みんなの家」をより多くの人たちと

第2章 「人とともにいること」を経験する:2年生「秋のわくわく商店街」
1 活動を通して「他者」と出会う
2「秋のわくわく商店街」について
3「人とともに」活動をつくる
4 本物らしさの追究へ

第3章 個のよさが生きる学級・授業と「この子の物語」
    :3年生「エーダン商店街に行こう」
1 個のよさが生きる
2 子どものこだわりや疑問が生きる展開計画づくり
3「この子」が生きる授業:浩と暁夫のとうふ屋調べ物語
4「この子の物語」を綴り続ける

第4章 地域に働きかけて問題解決を図る:3年生「どうする?ゴミ」
1 共生社会の構築に参画する力を育てる
2 地域に働きかける話し合い
3 一人一人の子どもが追究過程に位置づく授業

第5章 地域の人たちと協働する:4年生「グループ活動」
1 協働的な学級文化の創造
2 地域の探検・追究から生まれた活動
3 活動における子どもの主体性の尊重
4 表現と実践における子どもの意識
5 地域の人たちとの協働へ活動をひらく

第6章 生産者の思いにふれ、食と生活のあり方を問い直す
    :5年生「日本の食料生産」
1 仲間の発言から生まれた問題意識
2 仲間の見方・考え方を共有した追究
3 生産者に聞いて調べる
4 日本の食料生産の、何を、どう問い続ければよいか

第7章 社会問題を通して自己と学級のあり方を見つめる
    :5・6年生「水俣とわたしたち」
1「水俣とわたしたち」を学ぶ意味
2「水俣とわたしたち」の教科横断的な展開
3 一郎の出を支える教師、響き合う仲間

第8章 学級という社会のあり方を構想する:6年生「学級憲法づくり」
1 知識を獲得することと生きること
2 日本国憲法を手本に
3 6年1組学級憲法
4 学校で本当にすべきこと

第9章 内なる国際化から自らのあり方を問う
    :6年生「外国の人が日本で生活する時に困ること」
1「内なる国際化」問題の教材化
2 単元化の意図と学習展開計画
3 多文化共生をめざす授業

おわりに

商品の詳細

ISBN: 978-4-7793-0516-0
判型: A5
ページ数: 160
ジャンル: 教育
刊行年: 2016年12月1日

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