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価格: 2,000円+税
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商品の紹介教育相談の基礎知識や子どもの発達について概説した上で、連携と協働の視点を持ちつつ、特にいじめ、不登校、発達障害、児童虐待、危機介入と心のケア、非行、保護者対応、教師のメンタルヘルスなどの重要課題について最新情報やデータをもとに解説。また、アクティブに教育相談の知識を身につけることができるよう、多くの事例やワークを織り込んだ入門書。〇資料をWEBからダウンロードしていただけます。 →Web資料ダウンロード ●桜井美加(サクライ・ミカ) 国士舘大学文学部教授。臨床心理士。 上智大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程修了。博士(心理学)。 米国ボストンカレッジ大学院で修士課程を修了後、アメリカで常勤セラピストとして子どもや保護者を対象としたカウンセリングを実施。帰国後は学校や病院で臨床実践を積んだ後、大学でカウンセリングの基本的理論と実践について、アクティブラーニングの授業形態で学ばせることを試みている。 ●齋藤ユリ(サイトウ・ユリ) 国士舘大学文学部非常勤講師。臨床心理士。公認心理師。設定描画療法士。 大正大学大学院人間科学研究科福祉・臨床心理学専攻博士課程修了。人間学博士。 公立中学校(美術科)非常勤講師を務め、不登校、発達障害を抱える生徒を対象とした通級学級等で、生徒の自己表現やコミュニケーションのありようを支援していく中で、臨床心理学を学び始めた。私立中高スクールカウンセラー、看護専門学校講師を経て現職。教師を目指す学生に教育相談の様々な役割や機能を体験的に学べる授業を行っている。 ●森平直子(モリダイラ・ナオコ) 相模女子大学人間社会学部教授。臨床心理士。公認心理師。 上智大学大学院文学研究科教育学専攻心理コース博士後期課程単位取得満期退学。博士(心理学)。 通信制高校サポート校や大学の学生相談室にカウンセラーとして勤務。米国ワシントン大学大学院でスクールカウンセリングを学んだ後、教師やスクールカウンセラーを目指す学生に、学校における心理教育の重要性や教育相談が担う役割の多様性を伝え、体験的に学ばせる授業を展開してきた。 【目 次】 第1章 教育相談とは 第1節 なぜ、いま「教育相談」が求められているのか 第2節 教育相談とは 第3節 教育相談の目的と3段階の援助サービス 第4節 教育相談の形態と方法 第5節 ま と め 第2章 児童・思春期の発達とアセスメント 第1節 児童・思春期の子どもの発達理論 第2節 アセスメント 第3節 さまざまなアセスメントの方法 第4節 教師によるアセスメントの特徴 第3章 カウンセリングの基本を学ぶ 第1節 カウンセリングとは何か 第2節 カウンセリングにおける人間関係の質 第3節 人を援助し育てる人に求められる基本的な態度 第4節 5つの返答の仕方 第5節 理解的返答のための具体的方法 第6節 ま と め 第4章 学校における連携と協働 第1節 チーム学校における教育相談 第2節 学校における連携 第3節 ま と め 第5章 児童虐待への理解と対応 第1節 虐待が子どもに及ぼす影響 第2節 児童虐待の背景 第3節 被虐待児への対応 第4節 ま と め 第6章 特別支援教育を必要とする子どもたち 第1節 発達障害の理解と対応 第2節 ADHDの理解と対応 第3節 LDの理解と対応 第4節 ASDの理解と対応 第5節 ま と め 第7章 不登校の子どもの理解と対応 第1節 不登校とは 第2節 不登校のきっかけ 第3節 不登校の状態像のアセスメントとそれに応じたかかわり方 第4節 親としてのかかわり方 第5節 不登校への具体的対応 第6節 不登校への対応チェックリストの活用 第7節 ま と め 第8章 いじめの被害者・加害者への理解と対応 第1節 わが国におけるいじめ対策 第2節 いじめとは何か 第3節 いじめの態様 第4節 見えにくいいじめ 第5節 いじめの四層構造 第6節 いじめ防止のためにすべきこと 第7節 ネット上のいじめ 第8節 いじめの被害者・加害者への支援 第9節 ま と め 第9章 学校における危機介入と心のケア 第1節 危機介入とは 第2節 学校における危機介入 第3節 トラウマ(心的外傷)とそのケア 第4節 児童生徒の自殺予防 第5節 ま と め 第10章 非行問題への理解と対応 第1節 少年非行とは 第2節 少年非行の説明理論 第3節 非行少年の健康的な側面に着目した支援法 第4節 非行少年への面接 第5節 再非行の防止と教師 第6節 学校外諸機関との連携 第7節 ま と め 第11章 保護者の理解と対応 第1節 保護者との関係づくり 第2節 保護者との面談 第3節 ま と め 第12章 教師のメンタルヘルス 第1節 ストレスとは 第2節 コーピングとストレス耐性 第3節 燃えつき症候群にならないために 第4節 教師のメンタルヘルスに関する現状 第5節 日本の先生は働きすぎ? 第6節 職場で受けるストレス 第7節 教師のメンタルヘルス向上のために 第8節 ま と め 第13章 学校で使えるワーク 第1節 構成的グループ・エンカウンター 第2節 私をたとえると 第3節 自分の見方を変えるリフレーミングワーク 第4節 コンセンサスグループワーク 第5節 アサーショントレーニング入門 第6節 学校生活にみられる関係性攻撃への対処 (1)アンガーマネージメント (2)ちょっとわきにおいておこう!ワーク (3)わかりにくいいじめについて考える (4)いじめの仲裁者になる |
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商品の詳細ISBN: 9784779305948判型: B5並 ページ数: 160 ジャンル: 心理, 教育 刊行年: 2019年04月10日 |